
浜松大健康プロデュース学部健康栄養学科の金谷節子教授による講義「肥満と食育~美しくやせる」が3日、浜松市中区の市男女共同参画推進センターであり、市民ら約25人が聞き入りました。
更年期前後の体の不調や疾患の予防を目的に、30~50代の女性を対象にした健康講座「心とからだのアンチエイジング」(全3回)の初回。浜松市委託事業として同センターが主催しました。
金谷教授は健康になるポイントとして、朝食を夕食並みにする▽夕食は糖質と脂肪を減らす▽毎日よく睡眠を取る−ことなどを挙げて「自分の体は自分でデザインすることが大切」「ぜひ今日から目標を立ててやってみて」などと呼びかけました。
講義のなかで、かつお節や豚レバーなどに含まれる「ナイアシン」やホウレンソウや海藻に含まれる「カリウム」などの栄養成分、老化を抑える作用がある「抗酸化物質」などについての解説もあり、メモを取る来場者の姿もありました。
(中日新聞平成22年7月4日掲載/掲載許諾申請済み)
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教員を知ろう!金谷節子教授