食害対策で捕獲された鹿の肉を使ったジビエ料理の試食会が5月27日(金曜日)、本学で行われ、市や農協の職員など約40人が参加しました。
この企画は静岡文化芸術大学の学生が鳥獣被害やジビエ料理について調査したことを機に、同大の米屋武文教授が以前から親交のあった本学の川上栄子講師に新しい鹿肉料理の開発を依頼。川上講師の指導のもと、本学健康栄養学科4年生5人が新メニューを考案しました。
提案した約20種類から選んだメニューは、茶で煮込んだ角煮やマーマレード煮、焼きそばなど厳選した8種類。真空調理法で軟らかく調理したり、香辛料で臭みを減らしたりと、食べやすいように工夫しました。
調理を担当した森松真奈美さん(健康栄養学科4年)は「鹿肉は匂いが強く、また熱を入れると固くなってしまうので、どうしたらおいしく食べられるかを考えた。匂いを消しすぎると鹿肉らしくなくなるので、そのあたりも考えた」と試行錯誤の様子を振り返りました。
・
健康栄養学科