
東日本大震災を受け、浜松大学社会貢献ボランティアセンターの学生運営委員などで結成した「HUVOC隊」の有志7人が、震災で津波による甚大な被害を受けた岩手県山田町でのボランティアに向かいます。先日行われた募金活動の報告会を兼ね、26日に出発式が行われました。
7人は、県社会福祉協議会の「しずおか学生ボランティアいわて応援隊」の一員として参加。27日~5月4日までの日程で、山田町災害ボランティアセンターを拠点に、センターの運営補助や避難所にいる子どもたちの遊び相手などをする予定です。

出発式では、HUVOC隊が、学内やJR浜松駅で300万円以上の義援金を集めた募金活動の成果を報告しました。7人は健康栄養学科の学生でつくる食事サポートサークル「食ポート」から、被災者への差し入れとして、学生が開発した放射能の除去に有効というリンゴやレーズンを入れたクッキー約500食分も託されました。
HUVOC隊の代表を務める川村知夢さん(心身マネジメント学科4年)は「募金活動では、多くの人に協力を受けた。被災地に行けない人の分も一生懸命やってきたい」と意気込み、母親が山田町出身で親戚が現地に多くいるという伊藤孝光さん(心身マネジメント学科2年)は「力になれることなら何でもしてきたい」と話しました。
【派遣メンバー】
・川村知夢(心身マネジメント学科4年)
・宮下貴秀(心身マネジメント学科4年)
・加藤大樹(心身マネジメント学科4年)
・森彩人 (心身マネジメント学科4年)
・伊藤孝充(心身マネジメント学科2年)
・森下茜 (心身マネジメント学科2年)
・矢野綾香(健康栄養学科2年)
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社会貢献・ボランティアセンター HUVOC
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食ポート
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社会福祉法人 静岡県社会福祉協議会